Sonyのホームページの社史にも記述がありますが、3.5インチディスクドライブ及びディスケットは、
始めに英文ワードプロセッサに搭載されました。その後、米国でSMC-70を販売するにあたり、
オプションとしてディスクドライブを用意した訳ですが、初期モデルは今のようなオートシャッターではなく、
手で開閉するものでした。
シャッターの位置が今のものと違い、右に寄っています。
手で開けるとこんな感じです。スプリングも入っていません。ちなみにこのタイプのディスクは
SMC-777のドライブには入りません。(笑)
で、SMC-777に搭載されているものはオートシャッター対応のドライブですが、初期のシャッターは
セミオートで、ディスクの端っこをつまむと、スプリングでシャッターが閉じるようになっていました。
このタイプのディスクをSMC-70で使う時は、手で開けてからドライブに入れなければいけません。
この、PINCHと書いてある所をつまむと、シャッターが閉じます。
また、ライトプロテクトタブも、VHSやBetaのテープのように折ってしまうタイプでした。
まあ、折ったツメを穴に仕込めば、今と同じスライドタブと同じように使えるんですが。昔はツメを無くしたら、
セロテープを張って書き込みモードにしてました。ビデオとかカセットテープと同じイメージですね。